94拠点・属人化したルート営業を、
既存のOutlook・Excel・基幹システムをそのまま使ったまま、
AIワークフローで「線」をつなぎ、1日の訪問件数を 5件 → 10件へ。
全国の各拠点で営業マンが独自スタイル・引き継ぎベースで活動。型がなく、ノウハウが蓄積されない。
「悪い言い方をすると昔ながらの営業スタイル、ちょっと泥臭い」(4/30商談より)
営業ツールはExcelバリバリ。情報が点在し、ノウハウのデータベース化が進まない。
「Excelだと情報蓄積が難しい。再現性高く使えるようにしたい」
納品 → 据付工事 → 試運転 で完成という三浦工業様独自の納品プロセス。協力業者の人手不足も顕在化。
「協力業者さんの人手不足。地方都市部以外は顕著」
営業AIツールを新規導入 → 現場が使わない → 投資回収できない、という事例が多発しています。
大企業ほどツール導入に時間がかかること、年齢層が高い現場ほどAIアレルギーが出ることを前提に設計が必要です。
点(1工程だけのAI活用)ではなく、線(一連の業務をまるごと自動化)。 営業マンが「AIを開く」のではなく、AIが裏で勝手に動いている状態をつくります。
三浦工業様の既存環境に、AIワークフロー層を追加するだけ。基幹システムの改修は不要です。
松山支店の中堅営業 田中さん(仮)— 担当拠点エリア:松山市内+伊予市の食品工場・病院・クリーニング業者 等15社
営業マンは何もしない。前夜のうちに、明日訪問する全顧客の準備が完了してOutlookの受信箱に届いている。
田中様、お疲れ様です。明日の訪問ブリーフをお届けします。
訪問が終わった瞬間、議事録・日報・次アクション・見積依頼が並列で動き出す。営業マンの帰社後の事務作業はゼロに近づく。
予算感のヒアリングがもう一歩。次回は「2026年度の設備投資予算枠の中での位置づけ」を確認することで、 更新3パターンの提案精度が上がります。トップセールスの△△様は、同じ食品工場業態で 「年度後半の予算消化タイミングですか?」 という切り口を使っています。
三浦工業様の既存の部品ナンバリング体系を最大限に活用。
過去の類似案件・既存の見積もりロジックをそのまま再利用し、AIが下書きまで完了させます。
※ 三浦工業様独自の「ナンバー入力 → 受注 → 物流 → 据付」一連の連携を壊さない設計
「伊予製粉さんで、SQ-500の代替更新と、追加でEQ-2000を1台。据付は9月稼働で、現地調査は5/22。」
— ボイス入力 or Teams文字起こしから自動抽出
| 部品No. | 品目 | 数量 | 金額 |
|---|---|---|---|
| EQ-2000-MAIN | 小型貫流ボイラー本体 | 1 | ¥4,820,000 |
| EQ-2000-CTRL | 制御パネル | 1 | ¥680,000 |
| SQ-500-REPLACE | SQ-500代替機(更新キット) | 1 | ¥3,200,000 |
| INST-9MO-A | 据付工事一式(9月稼働) | 1 | ¥1,250,000 |
| TR-STD-2 | 試運転・取扱説明(2日間) | 1 | ¥320,000 |
商材ごとに部品ナンバーが付与され、受注 → 物流 → 据付まで紐付いている既存資産が、AIにとって理想的な「学習データ」になります。
機種 × 業態 × 据付規模、の組み合わせで類似案件が必ず存在。AIは過去案件を即座に参照して見積もりを構成します。
「納品 → 据付 → 試運転」のフローが標準化されているため、見積もりに含めるべき項目をAIが漏れなく構成できます。
94拠点・全営業員に展開した場合の試算。
前提:1拠点平均6名/日次訪問4件→6件、事務作業 3.5h→0.5h、稼働日20日/月
| 項目 | 現状 | 導入後 | 差分 | 月次インパクト(円) |
|---|---|---|---|---|
| 月間訪問件数(拠点合計) | 480件 | 720件 | +240件 | — |
| 事務作業 削減時間 | 420h | 60h | -360h | +¥1,800,000 |
| 追加商談機会の売上換算 (成約率5%×平均500万円) |
— | +12件成約 | — | +¥60,000,000 |
| 見積もり提出スピード向上による 失注率改善 |
— | 5%改善 | — | +¥3,000,000 |
| 月次ベネフィット合計(1拠点) | +¥64,800,000 |
* 数字は中規模拠点の標準モデルケース。実際の導入では支店規模・業態構成により変動します。
* 全94拠点展開を仮定した場合のスケール効果は、別途モデル可能です。
小さく始めて、成果を見ながら拡張するのが鉄則です。一気に全社展開は失敗します。
松山支店(中西様の身近な拠点)で「朝の訪問ブリーフAI」を構築。営業マン1〜2名にトライアル。
PoCの成果をベースに、松山支店全員に展開。同時に「商談後ワークフロー」「部品見積AI」「ルート最適化」を追加。
全94拠点へ標準ワークフローを横展開。同時に、トップセールスのノウハウを言語化してAIデータベース化(型化)に着手。
中西様が経営層・営業企画に説明する際、抽象論ではなく「松山支店で田中さんがこうなった」という具体事例で語れます。
2週間・30万円規模のPoCなら、仮に効果が出なくても「学び」として処理できます。一気に1000万投資する必要はありません。
大企業の現場ほど「他拠点でうまくいっている」という横の事例で動きます。Phase 1 が次のフェーズの最大の営業材料になります。
最終的には三浦工業様内部でワークフローを作れる体制が理想。弊社は「作って渡す」ではなく「一緒に作りながら型を移譲する」スタイルです。
弊社自身が AI ワークフロー導入で営業未経験スタッフが入社初月で受注。1年目で目標の半分達成。同じことを三浦工業様で再現します。
過去に「作ったAIを使ってもらえない」失敗を重ねた結果、「営業マンはAIを開かない」「裏で勝手に動く」設計に到達。リテラシー差を前提に設計します。
業務理解 → AI連携 → 社内育成 → 自社運用の内製化まで一気通貫で支援。中西様のマーケティング課立ち上げ初年度を最短で成果に結びつけます。
本資料は中西様の社内説明用ドラフトです。次回ミーティングでは、以下を一緒に詰めさせてください。
三浦工業様の社内文化・経営層が引っかかりそうなポイントをヒアリング。資料の表現・数字を御社専用に調整します。
「朝の訪問ブリーフ」が無難ですが、中西様の体感で「これが社内に刺さる」と思われるテーマを優先します。
いつ・誰に・どの順番で説明するか。マーケティング課発の最初の成果として打ち出すための座組みを設計します。